2022.3.31おかね

【自分のライフステージで考える】カシコイ資金計画のポイント

自分のライフプランを俯瞰して、今、そしてこれからのライフステージがどう展開していくのか想像してみましょう。今の収入で借り入れ可能な住宅ローン借入額を把握することは重要ですが、その借入額の月々・ボーナス返済額は、自分や家族が目指したいライフスタイルや家族の成長を圧迫しないでしょうか。借入可能額と自分の借りるべき借入額は同じとは限りません。将来のライフステージも見極めてカシコイ資金計画を立てましょう。
また、住まいを購入し暮らし始めるためには、購入に係る諸費用、税金、引っ越し費用や新生活のための家具家電購入費用なども必要です。手元資金のすべてを頭金にするのではなく、そのような費用も手元に残すことが大切です。
返済期間の設定と繰り上げ返済、それに伴う必要な生命保険などはライフステージに合わせて、見直しをする想定で当初は長期の設定を考えておいてもよいでしょう。

自分と家族のライフステージを考えてみよう

ここ数年で、多様な生き方、働き方、暮らし方をする人が増えてきました。パートナーと共働きで、シングルで働きながら、子どもを育てながら、あるいは子どもはもたないで、自然の近くに暮らしリモートで働きながら、などなど、価値観の違いを受け入れられる社会的な機運が整いつつあります。
よく人生で必要な資金の3本柱として、住宅・子育て・老後があげられます。このうち、子育て資金の有無はあるとしても、住宅と老後資金についてはやはり考えておくべき大きな資金と言えるでしょう。住宅は購入せず賃貸住宅に住むとしても居住費用は大きく家計に負担をかけるケースが多いからです。

例えば、すでに結婚して子どもがいて、車を使うライフスタイルが定着している家族は、子どもの教育費や車の維持管理費・買い替え費用などを考えれば自ずと先々の必要費用が見えてきます。
費用だけでなく、収入面でも状況が変わることがあります。パートナーが働く、仕事を辞める、遺産分与をもらう可能性がある、などです。
10年後、20年後のライフステージを想定することで、その時々の支出、収入が見えてきます。このように家計の大きな変動を見据えてカシコイ資金計画をたてましょう。

ワンポイントアドバイス

自分のライフステージの中で、暮らしに合わせてカシコク住宅ローンや生命保険と向き合うことは、家族の幸せ計画づくりであると言えます。その時々のステージの価値観に合わせて少し軌道修正を加えましょう。人生の途中で、想定していたライフステージが変わっても、その時の家族の価値観にあわせて見直しができる資金計画と心のゆとりを持っておくとが大切です。

今の収入でフルに可能な住宅ローンとカシコイ資金計画の違い

資金計画の第一歩は、今の収入で住宅ローンをフルに組むとしたらいくら可能なのか把握するところから始まります。そして、そのためには月々、ボーナスでいくら支払うことになるのかを見てみましょう。その金額が、今の住居費と比べてどのくらい違うかも一つの目安となります。
その金額は、数年後に訪れるライフステージ、パートナーの休職や子どもの教育費など費用がかかる時期にも支払い可能な金額でしょうか。もしくはその時が来たときのために貯蓄をできるくらいゆとりがあるでしょうか。もし無理があるなら、住宅ローンの借入総額を見直し、支払いにゆとりを持たせた方が良いでしょう。

ワンポイントアドバイス

将来のライフステージにゆとりを持たせるために、自分にあった住宅ローンの借入総額を見極めることをおすすめしましたが、購入する物件のクオリティを諦めきれない時には、家族収入を増やせないか、月々節約できるものがないか、もう一度自分の今の暮らし方を考えてみましょう。パートナーが働きはじめる、デリバリーサービスの回数を減らして家族でご飯の支度を手伝う。月々単位で少し収入を増やして少し支出を減らすだけで、希望に近いクオリティの住宅、ライフスタイルに近づくことができるようになるかもしれません。

手元資金をどう使うかで新生活が変わってくる

手元資金=頭金ではないことに注意しましょう。
「今の手元資金+入居までに貯蓄できる額」–「購入に係る諸費用、諸税金」−「引っ越し費用」−「新生活のための資金」 =「頭金」

また父母、祖父母が住宅資金を援助してくれるということであれば、手元資金は大きく変わってきます。父母、祖父母からの贈与ということであれば、贈与税の非課税枠も使用できます。
父母、祖父母から受ける住宅購入のサポートとしては【資金贈与】という形だけでなく、【資金を借りる】【所有権の一部を共有する】という方法もあります。兄弟などとのバランスも考え、無理のない方法を相談、選択することをおすすめします。【資金を借りる】場合にはきちんと借用書を交わし、金利も含め定期的に返済していっているという事実などがないと贈与とみなされるので注意が必要です。

ワンポイントアドバイス

頭金を多くすることで住宅ローンの支払額を減らすことができますが、そのために新生活のため資金を減らし、家族が新しい住まいで夢描いていたライフスタイルを諦めるのは、本末転倒です。
夢と描くライフスタイルを叶えるため、時には頭金をおさえたり、家族みんなでできるだけ貯蓄したりして、新生活のための家具家電など、お気に入りのものを整えることを考えましょう。新生活のスタート時にすべてが揃っていなくても、こだわりたいところから、充実させたいところから、新生活で揃えたいものを順次、整えていきましょう。入居するまでに目標をもって節約したり働いたりすることで手元資金も変わってきます。

返済期間の設定と繰り上げ返済、生命保険の見直しはセット

定年までに完済するように返済期間を設定することが理想ですが、長期高齢社会で定年自体が延びていますし、実際に活躍できるフィールドも広がっています。
また住宅ローンを組む年齢が若いのであれば、まだまだ子どもの教育資金にいつどのくらいかかるかが読み切れないこともあるでしょう。最初に設定する返済期間は長期的なものにして、月々返済額を無理のないものにしておきましょう。
ただ、返済を始めたらなるべく早くに繰り上げ返済すこともお勧めします。住宅ローンの返済を始めたばかりの返済金は、ほぼほぼ金利を支払っているようなもので元本の返済は少額しか含まれていません。金利は借りている元本残高にかかるものなので、早い時期で繰り上げ返済できるとこで元本自体を減らすことができ、支払総額を下げることができます。

ワンポイントアドバイス

早い段階で繰り上げ返済することで支払総額を減らすことができることはご説明しましたが、低金利の今の状況下、暮らしに無理ない範囲でということも大切です。
住宅ローンには団体生命保険を付けていると思いますが、その他にも生命保険を付けている方が多くいらっしゃると思います。月々の固定的な支出の柱となる住宅ローンの見直しと生命保険の見直しは連動して考えておくとよいでしょう。

まとめ

カシコイ資金計画のポイントは、自分の人生のマイルストーンを決めてライフステージに合わせて住宅ローンと生命保険を見直すことにあります。それは10年後、20年後といった区切りかもしれませんし、家族の就学や就職のタイミングかもしれません。自分のライフプランを俯瞰して、自分のマイルストーンとなるようなライフステージの切り替わりのタイミングを見極めてみてください。繰り上げ返済は支払総額を減らすためには早ければ早いほど効果はあがります。しかし、子どもの進学費用、車の買い替えなど手元資金の貯蓄が必要となるタイミングがあることも念頭におき、そのために貯蓄することも考えましょう。パートナーが仕事を復活させたら、子どもの教育が終わったら、支払い可能な返済額も必要な生命保険金も変わります。ライフプランは住宅ローンや生命保険とも連動するため、当社にご相談ください

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