2022.10.7すまい

行って、見て、楽しい!モデルルームを満喫する攻略法とチェックポイント

 

住宅購入を検討し始めると気になる「モデルルーム」。しかし、興味はあっても「なんとなく不安」と来場を躊躇している人が多いのではないでしょうか?

そこで今回は、モデルルームの攻略方法をお伝えするとともに、忘れずにチェックしたいポイントについて解説します。

 

モデルルームではなにができる?

 

モデルルームは、物件ホームページやパンフレットだけでは伝えきれない物件の魅力を体感できる場所。

入場料は必要なく、来場すれば模型どで物件完成後のイメージを確認することができるでしょう。

 

また、間取りを再現しているため、部屋の雰囲気や動線やマンションの最新設備を体感できます。

実際にその空間に立ってみれば、資料だけではわからなかったたくさんの魅力が伝わってくるはずです。

さらに専門のスタッフにオプションサービスやカラーセレクトについての詳しい説明を受けることもできます。

物件を絞り込むまでは一人で行くのも良いですが、気に入った物件には家族全員で訪問すれば、家族みんなの暮らしやすさも具体的に確認できるでしょう。

「住む人みんなが、見て、触れて、確かめることができる」のがモデルルームの良いところ。

もちろん「見るだけ」でも問題ありません。是非、積極的に訪問し、マイホーム選びをもっと楽しみましょう。

 

 

モデルルーム見学の流れ

 

まずは予約

予約不要の物件もありますが、コロナ禍では完全予約制のモデルルームが多くなっています。

物件ホームページや住宅情報サイトなどから申し込みが可能なので、希望日時を選んで予約することで、

当日の待ち時間を無くしたり、担当者の説明を受けながら物件を見学することができます。

 

 

 

現地で受付

来場者アンケートに記入し、担当者よりヒアリングを受けます。アンケートは名前や電話番号などの基本情報のほかに、現在の住まいの状況や勤務先、年収、新居への希望条件など、細かい質問が並ぶこともあります。

住まいの提案をするために必要な情報なので、可能な限り記入すると、思いがけず良い提案をもらえることもあります。

 

※またコロナ過の現在では、リモートで「オンライン相談」が行えるケースも増えてきています。

実際にモデルルームへ訪問することが難しい場合は、予約時に一度スタッフへ相談してみることをおすすめします。

 

 

担当者より物件に関する説明を受ける

模型やマンションのパンフレット映像などを使用して、建設地や周辺環境、物件の規模や概要についての説明を受けます。

資料を見ていて気になったことがある場合には、遠慮せずに聞くと良いでしょう。

また、「マンションが立つ以前は何が建っていたのか?」を聞いておくのも良いかもしれません。

その種類によっては、土壌汚染の心配や地域から持たれるイメージなど、資料だけではわからないことがわかるかもしれません。

 

 

 

モデルルームを見学する

実際の広さを体感し、さまざまなシーンを想定して部屋の中で過ごしてみましょう。

家族が集まるリビングはもちろん、キッチンやトイレ、バスルームなど、実際に動いてみると使いやすさが実感できるはずです。

また、ソファーに座ってあたりを見渡してみたり、ボタンやスイッチの操作性を体感してみたりするのも大切です。

気になることがあればメモをしたり、担当者に相談してみると良いでしょう。

 

 

アンケート・支払いのシミュレーション

最後に実際に見学した感想のアンケートに記入します。記入する際は遠慮することなく、率直に答えて問題ありません。

「検討中」「こんなところがよくなかった」など、感じたことを気楽な気持ちで記入しましょう。

もしも、希望の間取りや物件と出会えれば、購入に向けて支払いのシミュレーションやローンに関する相談が可能です。

わからないことは丁寧に教えてくれるので、なんでも気軽に相談してみましょう。

 

ワンポイントアドバイス

モデルルーム見学は、実際の暮らしをイメージし、購入後の後悔を減らすためにも大切です。

子連れの場合でもキッズスペースや保育サービスなど、子供が楽しめる工夫がしてあることもあり、親子で想像以上に楽しい時間になることも少なくありません。

 

 

ちょっとしたプレゼントが用意されていることもあるので、物件ホームページなどをチェックして情報収集してみましょう。

 

忘れずにチェックしたいポイントは

 

実際にモデルルームを見学したら、おしゃれなインテリアや豪華な設備にワクワクすることでしょう。

しかし、せっかく足を運んだからには忘れずにチェックして欲しいポイントがあります。

理想の暮らしを実現するためにも、下記項目は忘れずにチェックしましょう。

 

間取りに関するチェックポイント

 

□部屋の広さ    リビング・ダイニングや各居室はもちろん、玄関や廊下など十分な広さかどうか
□部屋の配置    家族構成に合わせて使いやすい部屋の配置になっているか
□動線       実際の暮らしを想定し、動きやすい導線が確保できているかどうか
□収納       各居室だけでなく、キッチンや洗面所など、必要な収納量が確保できるかどうか
□バルコニー    幅や奥行き、床の素材、安全性や目隠しは十分かどうか

 

設備に関するチェックポイント

 

□キッチン     キッチンの高さや設備は使いやすいかどうか、冷蔵庫を配置するスペースも確認
□トイレ      便座の高さ、換気などの機能、タンクの有無、収納は使いやすいか
□バスルーム    浴槽のサイズ、機能、タイルや浴槽素材
□コンセント    各居室はもちろん、トイレや浴室のコンセントの位置、高さや数
□建具       扉の開閉の向き、危険性を確認
□オプション設備  どこまでが標準で、どこからがオプション設備か

 

共有部に関するチェックポイント

 

□管理状況     管理人の有無
□防犯設備     鍵の形状や窓の状態、共有部分の防犯設備の確認
□共有設備     共有設備の有無や使用条件
□駐車場      駐車場の位置や台数、入口からの動線、駐車場のサイズ、駐車しやすいかどうか
□エレベーター   エレベーター機能の確認
□エントランス   エントランスホールの広さ、郵便受けや宅配ボックスなどの設備

 

モデルルームで暮らしのイメージをふくらまそう

 

住宅の購入を考え、資料を集めるだけでも新生活のイメージはふくらんでいきます。

そして、そのイメージはモデルルームでさらに膨らませることができます。

天井の高さや窓の大きさ、廊下の幅や各種設備の高さや操作など、実際にその空間で過ごしてみないとわかりません。

住宅購入後の「もっとこうだったらよかったのに」はつきものかもしれませんが、事前に体感し対処すれば理想の暮らしに近づきます。

「しつこいセールスにあったら嫌だな」「見るだけだと相手にされないかも」と不安に感じることもあるかもしれませんが、実際に出かけてみれば、素敵な部屋に迎えられてテンションも上がるはずです。

また信頼できる担当者と出会えれば、住宅購入の良きパートナーになってくれます。

あまり不安がらず、まずは気軽に色々なモデルルームへ出かけてみましょう。

 

 

この記事はどうでしたか?

お役立ちガイド一覧へ戻る

ページのトップへ戻る
新規入会はこちら