リビングは家族みんなが集まる重要な場所。家の中心になるこの場所は、縦長と横長の2種類があります。
それぞれ魅力的ですが、あなたのライフスタイルにあっているのはどっちなのでしょうか?
それぞれのメリットを見ていきましょう。
縦長リビングのメリット
縦長リビングは、リビングスペースの横にバルコニーに面した居室のある間取のことを指します。
間取り図を見ながら想像して、どんなメリットがあるか確認してみましょう。
リビングに隣接した部屋の通風と採光が確保できる
縦長リビングは、リビング横にある部屋も含めて全ての部屋に窓があることが多く、通風と採光を確保できるのが特徴です。そのため、リビングと隣接した部屋の使い勝手が良いのが大きなメリットと言えるでしょう。
扉を開けてリビングと一体化したスペースとして使用するのはもちろん、扉を閉めれば独立した空間としても使用することができます。家族構成の変化や来客にも対応しやすく、状況に応じて空間を使い分けることができます。
また、キッチンからリビングを見た時、バルコニーまでの奥行きを感じられるため、視覚的にも広く感じることが多いでしょう。
家具の配置がしやすい
縦型リビングは壁面が多いのも特徴の一つです。広い壁面は家具の配置がしやすく、インテリアを楽しみたい人にとってはレイアウトを色々と楽しむことができます。
また、ポスターや絵画、ウォールアート、クロスによるアクセントなども、存分に楽しむことができるでしょう。
ワンポイントアドバイス
リビング横の部屋なら目が届くので、子供部屋にするのもおすすめです。
幼い時は扉を開けて、明るいプレイングスペースとして使用し、年齢を重ねたらプライベートを確保できる個室として使用するなど、成長に合わせた「子どものためのスペース」として変化させるのにもぴったりです。
普段はリビングの一角として使用し、来客時にはお客さんの専用スペースにすることも可能。使い方が広がりますね!
また、窓からキッチンまでの距離があるため、キッチンに立つ人からの眺めは明るく広々として最高です。ただし、その分、キッチンがちょっと暗めになる可能性も。キッチンの照明にはちょっとこだわると良いかもしれません。
横長リビングのメリット
横長リビングは、マンションの間口いっぱいにリビング・ダイニングが配置されているのが特徴です。
縦長とは違う、横長リビングのメリットとは?詳しくみていきましょう。
明るく開放感のあるリビングになり、キッチンも明るい
横長リビングのメリットは、その明るさと解放感です。部屋の一面が窓に面しているため、ワイドサッシを設置することができ、明るくて開放感のあるリビングになります。
また、キッチンから窓までの距離が短いため、キッチンも明るい空間になります。お料理好きにとっては、キッチンでも過ごしやすさも重要なポイント。
横長リビングなら、いつでも気持ちよく料理を楽しむことができるでしょう。
リビングとダイニングのゾーニングがしやすい
横長リビングのもう一つのメリットは、ゾーニングがしやすいこと。
ソファーの背中や収納家具を利用するなど、家具の配置で食事スペースとくつろぎスペースをしっかり分けることができます。
キッチン前のスペースをダイニング、居室に近い方をリビングとして使用すれば、生活にメリハリが生まれやすく、家で過ごす時間が長い人も生活のリズムが作りやすくなります。
また、ベランダやバルコニーへの出入りもしやすいので、ガーデニングを楽しむ人や、洗濯物を外に干したい人も動線を確保しやすいでしょう。
ワンポイントアドバイス
家族のスペースとして明るいリビング・ダイニングができるので長時間リビングで過ごす方におすすめです。
ペットと一緒に暮らす方は、日の光を浴びて気持ちよくお昼寝する姿がよくみられそうですね。
また、子育て世帯の方も、食事の空間と遊びの空間を分けやすいので、小さな子も過ごしやすいかもしれません。
ただし、リビング横の居室に窓がない場合もあり、暗くなったり、エアコンが取り付けられないことがあるかもしれません。
普段はオープンにして使用しながら、夜は客間として使用すると気になることはあまりなさそうです
まとめ
縦長リビングは、壁が多いので家具また、リビング横の居室を個室として活用しやすいため、将来的に子ども部屋や寝室として利用する予定がある方は、独立性の高い縦長リビングが使いやすそうです。
横長リビングは、リビングとダイニングの空間をわけて使うことができ、明るく開放感があるため長時間リビングで過ごしたい人におすすめです。
それぞれに違った魅力があるので、自分たちのライフスタイルや家族構成に合わせて、縦長・横長リビングを選択しましょう。
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