2022.7.8すまい

マンションvs戸建てどっちを選ぶ?それぞれのメリット・デメリットを紹介

 

購入するならマンションと戸建てどっちのメリットが大きい?比較検討してみよう

 

「マイホームを購入するなら、マンションと戸建てどっちがいいの?」と迷っている人は多いのではないでしょうか?
おしゃれで便利なマンションも、自分好みを反映させやすい一戸建てもそれぞれ魅力的なものです。どちらが自分に合うのかは、その人のライフスタイルや価値観次第。そこで、それぞれのメリット・デメリットを徹底的に比較してみましょう。

マンションのメリット

管理に関する負担が少ない

マンションのメリットとして大きいのは、「自分の部屋以外の設備管理を行う必要がない」という点です。
例えば、エントランスやゴミ捨て場の清掃、エレベーターの点検など、全てを管理会社が代行してくれます。
一つ一つはたいした手間ではなくても、積み重なれば大きな手間になり、業者とのやり取りも煩雑なものです。

自分の部屋以外の部分が、自分の手をかけなくても綺麗に保たれることは、マンションの最大のメリットと言えるかもしれません。

 

防犯性が高い

マンションの場合は、エントランスがオートロックや防犯カメラが設置されていることも多く、管理人が常駐していることもあります。また、他の住人の出入りもあるため、必然的に人の目が多くなり安心です。戸建てに比べると防犯性が高いと言えるでしょう。

物件によっては、エレベーターに乗る時、降りる時など、幾重にもオートロックシステムを採用している物件もあります。また、敷地内に居住者専用の公園やキッズルームなど子供が遊べる設備があるマンションも増えているため、子育て世帯も安心です

 

歳をとっても暮らしやすい

駅徒歩圏内のマンションであれば、買い物施設や飲食店が近くにある場合が多いので買い物や食事に困ることはありません。また、老後に免許を返納しても、通院や習い事を楽しむための移動が楽にできるでしょう。

それに加えてマンションの室内はフラットなことが多く、室内を移動する際にも安心です。管理会社に共有部分の管理や修繕管理を任せることができます。

 

マンションのデメリット

生活音に配慮する必要がある

マンションは上下左右に隣接しており、様々なライフスタイルの方と一緒に生活をしています。
当たり前のことではありますが、室内の防音対策や時間帯への配慮など、近隣住民への配慮が必要となります。

 

管理費や修繕費、駐車場代がかかる

管理の手間がかからないことはマンションの大きなメリットですが、そのためには管理費が必要になります。
これらの費用は住んでいる限り、毎月必要な費用です。また、修繕費も同じこと。築年数にもよりますが、建物の資産価値と安全を守るためにも、毎月積み立てていく必要があるでしょう。

車を所有している場合には、これにプラスして駐車場代が必要です。入居後のランニングコストとして、忘れずに考えておきましょう。

 

ワンポイントアドバイス

多くの人が共に暮らすマンションは、居住者同士のコミュニティがうまく行けば楽しく暮らすことができます。
同世代の入居者が多ければ、仲良くなれることも少なくありません。
共同生活していることを忘れずに、互いに配慮した生活を送ることが大事です。

 

一戸建てのメリット

 

管理規約などの制限がない

一戸建ては自分自身がオーナーとなるため、管理規約などの制限がありません。
そのため、家にまつわる全てのことを自分意思で自由に行うことができます。住居の一部を事務所や店舗にしたり、ライフスタイルの変化に合わせたリフォームをしたりと、自分たちの暮らしを大いに満喫できるでしょう。

また、ペットとの暮らしも自由自在。種類や頭数に制限はありませんので、大型犬の多頭飼いも可能です。
庭があればウッドデッキでのBBQやプール遊び、ガーデニングや家庭菜園も思う存分楽しむことができます。

 

資産価値が残りやすい

計画的な修繕が行われるマンションと比べると、一戸建ては耐用年数が低いとみなされるため建物の価値は下がりやすい傾向です。

しかし、土地の価値は経年劣化しません。建物の寿命が来たとしても、土地の資産価値は残ります。
そのため、災害など万が一の場合でも資産が0になることはありません。

 

管理費や駐車場代がかからない

一戸建ての場合、同額のマンションよりも広さを確保することが可能なことが多いでしょう。庭やカーポートがついていることも多く、別途駐車場を借りる必要がありません。

また、全てを自分で管理することになるため、毎月の管理費も必要ありません。毎月のランニングコストをおさえたいのであれば、一戸建ての方にメリットが大きいでしょう。

 

一戸建てのデメリット

維持管理のためのまとまった費用が必要になる

一戸建ての管理人は自分自身です。そのため住宅設備の劣化や故障の対応も自分自身、もちろん費用も自分で負担することになります。
湿気やシロアリなどで大きなダメージを受けた場合には、まとまった修繕費用が必要となるでしょう。
また、庭の植栽なども季節ごとに手入れが必要になることもあります。

 

防犯面には注意が必要

戸建ては建物の特性上、出入りできるドアや窓が複数あるため防犯には注意が必要です。
外出時の戸締りの徹底など、忘れないようにしなくては行けません。
心配な方はホームセキュリティの導入をおすすめします。そのため、防犯コストがやや割高になる場合もあります。

 

ワンポイントアドバイス

一戸建ての良さは、とにかく自由度が高いこと。設計士と色々な間取りプランを考えることができます。
しかしその分、管理には手間がかかります。
庭の掃除や手入れ、家の設備や外壁の修繕・交換はしっかりとした計画をたて必要な費用を用意しておけば、いざという時にも安心です。

 

まとめ

改めてマンションと一戸建てを比べてみると、それぞれにメリット・デメリットがあることがわかります。
どちらを購入するとしても、自分が思い描く理想の暮らしをイメージして、「より自分に合っている」と思う方を選ぶしかありません。
全てを理想通りにとはいかないかもしれませんが、自分や家族の未来を想像して、より良い住まいのかたちを見つけていきましょう。

 

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